日本のスポーツメーカーは伸び代バツグン!!!
こんにちは!
体育会専用キャリアコンサルタント
の佐藤です。
突然ですが皆さんは
日本のスポーツメーカーの
市場規模がどれくらいか
知っていますか?
結論から言います!
年間で約1.1兆円。
これから就活をしていく皆さんに
ここで1つ質問です。
「これって大きいと思いますか?」
答えは「他業界に比べると少ない」です。
これを意外と見るか予想通りと見るか、
これは皆様の価値観によって違います。
僕は正直初めて見た時は「大きい!」
と思いました。
でもよ〜く調べてみると
全然大きくなかったです。
約1.1兆円規模のスポーツメーカー界で、
今日本でトップシェアの企業は
「アシックス」です。
ランニングなどのシューズ類を
主力として、幅広い競技をカバーしつつ、
子供からシニア世代までどんな人にでも
マッチする商品力が売りの企業ですね!
アパレルに重きをおいた
「オニツカタイガー」など
知っている方も多い会社なのでは?
そのアシックスの昨年(2019年)
の売上高は3780億円。
全体の34%を占めています。
僕は初めて見た時「すげーーー!」
と思いました(笑)。
でも次に調べたある1つの会社の
業績を見て絶句することになります。。。
世界トップシェアを誇る
「ナイキ」の売上高。
スニーカーなどを中心に
さて皆さん。ここまで見てきて
もうお分かりの方も多いでしょうが、
ナイキの2019年の売上高、いくらだと思いますか?
答えは。。。
391.1億ドル(約4.2兆円)です。
大事なことなのでもう一度。
391.1億ドル(約4.2兆円)です。
この売り上げをたった1社であげるナイキさん、
ハンパなくないですか?
日本の業界全体の約4倍の売上を
たった1社でカバーしています。
アメリカのスポーツメーカー市場規模は
約857億ドル(約9兆2000万円)。
日本の市場規模の約9倍です。
ここで何人かの方々は
「アメリカと日本じゃ人口が違うわ!」
と思うのではないでしょうか?
では実際どれくらい人口が違うかご存知ですか?
結論から言います。
アメリカの人口は日本の約3倍です。
(日本:1億2593万人に対し3億2716万人)
3倍の人口の国に9倍の
市場規模差をつけられている。
これが人口差だけの問題でないことは
明白ですよね。
これ、伸び代しかないですよね?
僕からしたら
「なんで理由つけて正当化したがるの?」
って感じです。(笑)
もしかしたら経済学的にとか
専門家に言わせたら、
「こういう理由があるから絶対無理だよ!」
と言われるかもしれません。
でも日本のトヨタ自動車も
年間で約30兆円
一年で売り上げられるんですよ?
同じ日本の企業で世界に向けて
商品を発信しているメーカーで
「不可能」なんてことはないと
僕は信じています。
今の時代スポーツに関心がある人の
数は年々増えていますし、
シニア世代になってからマラソンを始めてみた、
なんて人もたくさんいます。
コロナの時代でスポーツが社会に
もたらす事の真価が問われる今。
これからのスポーツメーカーの成長、
世界戦略に期待しています。
余談
僕は元競泳選手ですが、
最近になって海外の選手でも
日本のメーカー(特にミズノが多い)
の水着を試合で着用する例が
増えているように感じます。
近い将来世界大会の決勝レースに
出る選手が全員日本のメーカーの水着を
着てる!なんてことがあったら
面白くないですか?
日本が再び世界を驚かせる日は
着々と近づいているかもしれませんね。。。