なぜスポーツ選手がセカンドキャリアで活躍できない例が多いのか?
どうも!
体育会専用就活コンサルタントの佐藤です。
今回は「スポーツをずっとやってきたアスリートが
なぜ社会で活躍できない事が多いのか?」
についてお話ししていこうと思います!
昨今、引退後のアスリートが起業をしたり、
スポーツジャーナリストになったり、コーチや指導者、
教員になっていったり、、、
引退後の裾野が広がっていて僕としては嬉しい限りです!
しかし今現在も、引退後に転職を繰り返したり、
「自分のやりたいことが分からなくて充実感がない」
といった方も、これまた多いのが現状です。
これはなぜなんでしょう?
これは僕の持論なのですが、社会に出た後、
就職した後、なんでもですが第二の人生、
いわゆるセカンドキャリアを歩むにあたって、
自分が新しいことスタートする際に必要なポイントです。
「やりがいや仕事の楽しさの見つけ方」
このプロセスの順番に問題がある人が
大多数だと感じています。
難しいですよね?(笑)大丈夫です!
今から噛み砕いて説明します!超簡単にお話しすると、
セカンドキャリアで苦労している人はほとんどが
”自分のやっていることを好きになっていない”であったり
”自分の仕事にやりがいを感じられていない”
という例が多発しています。
要するに
自分がやりたいと思って今の仕事をしていません。
毎日出勤したり、仕事をしている時、
自分にワクワクしていますか?
それができていないのであれば、おそらく上記の
状態に当てはまる人は多いのではないでしょうか?
え?「やりがいなんて成長していった先にある」って?
確かに!自分にある程度仕事のノウハウが
身についてきたりするとだんだん面白くなってくる。
という話もたくさんあります。
もちろんそのやりがいの見つけ方自体を
否定するつもりは一切ありません。
しかし間違ってはいけないのは
「好きは成長の先にある」
という思い込みです。僕的には違和感マックスです。
皆さんも「好きこそものの上手なれ」という言葉を
聞いたことありませんか?
”物事を好きである状態が、その領域で
成長する為に最も必要な要素だ。”
という意味のことわざです。
つまり
好きだからこそ続けられるし、
上達できる、
という考え方です。
僕はこちらの考えの方が好きだし
本当にそうだと思います。
元アスリートやこれから引退後に何しようか
考えている皆さんも、この考え方の方が
しっくりくる人が多いのではないでしょうか?
それ、なんでか分かりますか?
自分がやってきた競技のことを思い出してください。
例えば僕は競泳を20年続けてましたが、
「今水泳嫌いだけどやっていれば
いつか好きになるだろうから
辛いけど頑張って好きになるまでやってみよう!」
なんて全く思いませんでした。
いくつか習い事をした中で、
「なぜだか分からないけど水泳が一番楽しいし
これを頑張っていこう」
という理由で複数の中から水泳を選んで
大学までずっと続けさせて頂きました。
当然ですよね?その時点で書道が好きだったら
その道に行ったかもしれないし、
野球やサッカー等自分の競技が好きだったから
部活にまで入って、休日も返上して一生懸命練習したり、
みんながGW・夏休み・冬休みで遊んでいる中でも
合宿で限界まで追い込んだりしていませんでしたか?
これを仕事に置き換えると分かりやすくなる思います。
自分のしたい競技がわからないのに
とりあえずでサッカー部に入る人いますか?
いたとしても途中で「違うな。。。」と思ったら
部活変えますよね?ましてや社会人生活は定年までで
考えても40年前後の年数をかけるんですよ?
だからこそ、最初にしっかり
自己分析しておく必要があります。
これをしていない人は、ボールを投げるより蹴る方が
好きだし得意なのに、よくわからんから
野球を好きでもないのに続けている状態(極端)です。
冷静に考えてみて想像してください。
普通に危なくないですかこの人?(笑)
でもそんな状態の元アスリートが
非常に多いのが今の世の中の「当たり前」です。
僕はなんとしてもこの「当たり前」をぶっ壊して、
もっとアスリートが社会に出ても活躍できる
世の中の新しい「当たり前」を作っていきたい。
だからこそこれから未来を考える学生アスリートたちを、
「体育会専用就活コンサルタント」としてサポートします。
僕もコーチや教員を目指す選択肢がある中で、
この道に進んだのには明確な理由があります。
僕よりも水泳を教えるのが上手な人は沢山いますが、
「社会に出てからのことを教えてくれる人がいない」
と疑問を持ったことが始まりでした。
特別な力や才能があるわけでは
全くありませんし競技でも失敗続きでしたが、
今この仕事が楽しくて仕方ありません!
起業をすることが全てではないですが、
少なくとも上記のような「やりたいことも
好きなこともわからずふわふわした状態で社会に出て、
結局やりがいを感じられないままどんどん歳をとる」
こんな悲しいことは絶対に無くしたい。
「スポーツやっててよかった!」
と全員が思える世の中
これが僕の目指す「当たり前」です。
その為にできることは何でもします。
サポートできることがあれば、
なんなりとお申し付けください。
僕の感じた後悔を絶対にこれからの
人たちには感じて欲しくない。
これからのスポーツ界が少しでも良くなるように、日々精進してまいります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!